2005-01-01から1年間の記事一覧

「他者の歓待」〜おおや先生からの宿題1

おおやにきさんからTBがあり(無視されると思っていた)、しかもながながと批判と判例等の法学の知識を頂戴したが、法哲学者からこうしてWebで応答して貰えるというのは「思想的立場」は違っても、ありがたいもので勉強になるなあ。 さらに言えば、とにか…

反戦ビラ訴訟2

モジモジさんから(http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20051221 )12/21の僕のエントリーに異論/批判を頂戴した。モジモジさんとは方向性において大きくは違っていないと勝手に思っているので、友好的に議論したいと思っている。 モジモジさんの主要な論点は…

反戦ビラ訴訟

★追加記述★12/22に、論旨をより明確にするために若干の加筆をしましたが、主張内容に変更はありません。 本日は23日の休日を振り替えて朝からWebサイトを読んでいる。それはいぜんに稲葉振一郎さんのブログで言及されていた「おおやにき」さんこと法哲学者の…

書店もChristmas気分

というこで、右上の画像はジュンク堂書店梅田店(ヒルトンプラザイースト5F)のクリスマスフェアです。棚上の大きなPOPにはムーミン谷の仲間たち三体が展示されていますが、これは僕が持参したものです。 今年はムーミン誕生60周年だそうで、その記念の…

間もなくカウンター10000ですね!

10000回のカウンターを踏んだ方はお知らせください。 黒猫房製の記念品を差し上げる予定です。

新刊案内

久方ぶりに知人の編集者より案内が届く。制作・編集に3年近くを費やした本で、徹底的にこだわって作った自信作だそうです。 ■新泉社担当編集より 編集、制作に2年以上の歳月を費やしましたが、いよいよ出版の運びとなりました。レイラ・ザーナという1人の…

偽装事件

12月14日は仕事を休んで、9時半から構造計算偽装事件の国会証人喚問放映を注視していた。故あって僕も2年前10月に共同住宅を購入した身なので人ごとではないが、いまのところ自治会からの動きはない。いちおう僕の共同住宅は大手ゼネコンによる施工なの…

速報! 関西でのトークセッション

12月13日付けの稲葉振一郎さんのブログによれば、立岩真也さんとのトークセッションが関西で実現するようです。麗しいことです。http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20051213 たぶん稲葉さんがNHK出版に掛け合ってくれたのでしょう。有り難い。 開催…

傘寿の祝い

僕の母親が今月の誕生日で、数えの80歳になる。「傘寿」と書いて「さんじゅ」と読む。岩波電子国語辞典によれば、<「傘」の俗字が「八十」に分解できることから>からだそうだ。 先月文化の日にFチーママさんや黒服のM君、N女王様たちと曽爾高原ファー…

世間はChristmas気分

先週、旭屋書店なんばCity店に建築ペーパークラフトフェア用の仕上見本を持参して設営した。この大型見本は、30㎝×25㎝×23㎝(高さ)のサイズで、デザイナーのN女王様が一週間かけて仕上げた力作なのだ。ぜひ同店にお越しの際には、建築書コーナーに…

東京高裁の反戦ビラ配布有罪判決に抗議しよう!

昨日(12/09)のWeb版朝日新聞によれば、 東京都立川市の防衛庁宿舎で、自衛隊のイラク派遣に反対するビラをまいて住居侵入罪に問われ、一審で無罪となった市民団体「立川自衛隊監視テント村」のメンバー3人の控訴審判決が9日、東京高裁であった。中川武隆…

第59回『哲学的腹ぺこ塾』

■ 日 時:05年12月10日(土)午後1時より4時まで。その後、忘年会。 ■ テキスト:ホルクハイマー/アドルノの『啓蒙の弁証法』(岩波書店) ■ 参考文献:細見和之『アドルノ』(「現代思想の冒険者たち」シリーズ、講談社) カント『啓蒙とは何か』(岩波…

トークイベント企画の申込み

昨日、トークイベントの会場探しを呼びかけたところ、早速に応答があって反応がよいこと、それからトークイベントへの潜在的需要が高いことがわかった。それで昨日のお昼過ぎに稲葉さんに長時間対談の申込みと、単刀直入に謝礼金(交通費)等の条件の問い合…

トークイベント

先ほど、ひさかたぶりに社会倫理学者の稲葉振一郎さんのブログをみる。 この間、東京で稲葉振一郎さんと立岩真也さんが書店でのトークイベントシリーズをNHK出版の本造りのためにやっているのは知っていたが、関西在住の身としては参加が叶わない。ところ…

鶴見発言のビデオ・クリップ

昨晩眠れないので机周りを整理したりしていると、昔々に黒猫房主がリポートしたレジュメが出てきたので、お披露目しておく。■NHK教育TV<未来潮流>「哲学者・鶴見俊輔が語る日本人は何を捨ててきたのか」を観ることからかんがえはじめる<個人>とは?…

猫を持ち帰った。

先日、仕事で近鉄沿線を東上途中、布施駅モール街で猫を見つけた。 残念ながら黒猫ではなかったが、白・茶・焦げ茶の三匹(三体という言うべきか)がこちらを向いて微笑んでいた。ウィンクしたようにすら思えた。 生きた猫ではないがリアルだ。生きてはいな…

ブックファースト京都店の展示

金曜日は、ジュンク堂書店梅田店から高槻の大垣書店、紀伊國屋書店、JR京都の旭屋書店、アバンティBCと経て、夜の6時半頃に河原町通りのブックファースト京都店に辿り着く。 担当のYさんが休憩中だというので、その合間に持参した集文社のクリスマス用のペ…

「カルチャー・レヴュー」56号

本文は、こちらです。→http://kujronekob.exblog.jp/ ■目 次■ ◆連載「メディアななめよみ」第1回:「オシム語録」−そして人生は続く− ------------------------------------------------山口秀也 ◆連載「マルジナリア」第10回:遍在する私(一)-------------…

「キャラ」と「萌え」の考察④

コメント欄での応答がながくなっているので本文にて再録し、併せて黒猫房主の応答を書きます。 #鈴木薫さん 黒猫さん、交通整理ありがとう。「亜人間」の話からしましょうか。今そっちの方が興味あるから。葉っぱ64さん、アレはトムじゃなく、雑誌は「文…

「キャラ」と「萌え」の考察③

「キャラ」と「萌え」の考察②への応答が続いていますので、引き続き3回目として再録と僕の感想をあらたに書きました。 #葉っぱ64さんhttp://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/ 鈴木さん、この実話を興味深く拝見しました。→http://d.hatena.ne.jp/kuronekobous…

続・仕上見本配り

本日は、梅田から西宮、三宮と、先にも書いたクリスマス用の集文社のペーパークラフトの仕上見本を配布すると同時に、正月用のクラフトの促進受注にも勤しんだ。 ジュンク堂書店三宮店には同社の展示専用ラックがあるので、それなりに飾り付けをしてきた。と…

「キャラ」と「萌え」の考察②

「カルチャー・レヴュー」寄稿者の鈴木薫さんからコメントを頂戴しましたので、本文にも再録します。鈴木さんは僕とは同世代ですが、「コミケ」にも出店されています。 #鈴木薫さんhttp://kaorusz.exblog.jp/ 鈴木薫です。ロムはしていたのですが、書くなら…

「キャラ」と「萌え」の考察①

11/232005-11-23 - シャ ノワール カフェ別館の『テヅカ・イズ・デッド―ひらかれたマンガ表現論へ』伊藤剛、NTT出版)[掲載]2005年11月13日[評者]中条省平http://book.asahi.com/review/TKY200511150265.htmlへの黒猫房主の「恣意的感想」に対して、<萌…

見本配り

本日は、クリスマス用のペーパークラフト仕上がり見本を配りました。 ジュンク堂書店梅田店(ヒルトンプラザ・イースト5階)には、『ムーミン谷の仲間たち』(集文社)の3人の見本が入口前の平台に、早ければ明日あたりからは並んでいるはずですので、ぜひ…

上野博正さんの想い出

いぜんに書いたことのある、故上野博正さんの想い出を一昨日(11/22)のエントリーに引き続いて、加筆修正のうえ転載します。この想い出を書く契機を与えてくれたのはTさんとの掲示板での論争だった。そのTさんの筋違いからの上野さんへの人格攻撃があった…

「朝日新聞」の書評への恣意的感想

●『テヅカ・イズ・デッド―ひらかれたマンガ表現論へ』伊藤剛、NTT出版)[掲載]2005年11月13日[評者]中条省平http://book.asahi.com/review/TKY200511150265.html1953年生まれの僕らは(『ぼくら』という月刊漫画誌もあったよね)、TVの誕生とともに漫画…

黒川創〜鶴見俊輔〜大江健三郎

黒川創さんの新刊『明るい夜』(文芸春秋)のことが「読売新聞」(05.11.21 http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20051121bk11.htm)で紹介されている。 僕は黒川氏に一度だけ会って簡単な挨拶をしたことがある。それは僕が勝手に私淑していた、故上野博正さ…

「本屋という快楽」

ジュンク堂書店池袋店の副店長・福嶋聡さんのブログ「本屋という快楽」(http://recre.boxerblog.com/akira_fukushima/2005/11/post_81f5.html)において、「読者という他者」のテーマで図書館と書店のことを書いているので下記に部分引用する。 無論、「他…

ペーパークラフト作りに勤しむ週末

クリスマスのミニフェア用に、集文社のペーパークラフトを書店促進。その展示用の仕上がり見本をstudio Fitz(黒猫房)のデザイナー・N女王様に作って貰っていますが、メインのクラフトは「ヒイラギリース」です。但し、N女王様は同じものをたくさん作って…

元BOOKOFF店長への質問と回答

「難儀日記@エホンバタケ」のエントリーが面白いので、取り急ぎ下記に引用します。ネタ元の「元BOOKOFF店長への質問と回答」は、もっと面白いですね! ぜひお読みください。→http://nuruwota.blog4.fc2.com/blog-entry-799.html ■元BOOKOFF店長への質問と回…