世間はChristmas気分

kuronekobousyu2005-12-12

先週、旭屋書店なんばCity店に建築ペーパークラフトフェア用の仕上見本を持参して設営した。この大型見本は、30㎝×25㎝×23㎝(高さ)のサイズで、デザイナーのN女王様が一週間かけて仕上げた力作なのだ。ぜひ同店にお越しの際には、建築書コーナーにもお立ち寄りください。
この仕上見本を僕はチャリンコ(自転車)の荷台に載せて、約一時間をかけて大阪市内を縦断して運んだのだが、道中は裏道を快走しながら街並ウオッチング愉しんだ。
そして帰り道は別ルートを走り、松屋町筋の人形問屋街に差し掛かるとすでに夕暮れ、Christmas気分の問屋街の風景をデジカメに収めた。ちなみに松屋町筋は東京で云えば人形町浅草橋に相当する。下の写真には、電飾のドラえもんのサンタクロースが映っている。

関西では、「○○筋」は南北の通り、「○○通り」は東西の通りを意味するのだが、20数年前に関西に転居したころは「○○筋」というのに違和感があった。慣れるときわめて便利なのだった。
★訂正事項★(2005/12/15)
東京の鈴木さんよりツッコミがあり、訂正しました(苦笑)。僕は「浅草橋」の名前が出て来なくて……確認せず「人形町」にしてしまったわけです。
この浅草橋方面には、20年前僕が東京の版元に在籍しているころには取次(出版の問屋)の中央社があって、車でよく通っていた場所でした。

#鈴木薫さん
東京で云えば人形町とありましたが、人形町に行けばあの写真のような風景が見られると知らない人は思ってしまいそうですね。人形師だの人形屋だのがいたのは昔(検索してみたら江戸時代の初め)の話で、今は人形町は食べ物屋が並んでいます。現在の東京で人形問屋が集まっているところといえば浅草橋でしょう。