2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴィレッジヴァンガード

久しぶりにヴィレッジヴァンガード・アメリカ村店(VV)に訪問する。このところ電話してもバイヤーのY氏が不在でご無沙汰になっていた。Y氏は大阪市内のエリアマネジャーもされているので、他の店舗へ行ったりと多忙なのであった。今日もY氏は不在で今…

「福祉国家」の起源

因みに「福祉国家」の起源は、美馬達哉氏によれば第二次世界大戦下の総力戦体制のなかだそうだ。以下に引用する。 明治維新以来の日本における近代医療は急性伝染病対策を除けば、一部の裕福な人びとと工場労働者と兵士を主たる対象としており、一般国民には…

肝油(かんゆ)

懐かしい響きだ。栄養補助食品で小学校で配給(有料)されていた頃を知っているのは、おそらく現在50歳前後ではないかと思う。魚臭が強くて薬を飲むような気持ちで食していたように記憶しているが、★追加記述★同世代の鈴木薫さんによれば「別においしいわ…

正露丸物語

「正露丸」と一発変換できるのは、あまりにもこの常備薬がポピュラーなためだろう。昨日、近くの量販店でその正露丸を買い求めたのだが、家に帰ってしげしげと眺めていると、なんだかちょっと変だ。それで古いのと見比べてみる。 そう、「ラッパ」のマークが…

パキスタン大地震と公共性

今朝の新聞にも掲載されているが、パキスタンで大地震。「死者が2万人にも迫る」との見出し。 僕がマンスリーサポーターでもある、「NPOシャプラニール=市民による海外協力の会」からは緊急救援募金の要請メールが届いた。 最近は、募金と称して街角で…

古書店巡り

「国際シンポジウム」の内容は後ほどアップするが、その前にシンポジウムの帰りにの天神橋筋の古書店を久方ぶりに巡ったので、そのことを記しておく。 今回は、扇町の天四文庫から矢野書房、天牛書店と巡って、最後の天牛書店で数点購入する。平凡社の「日本…

公共性について

「千人印の歩行器」の葉っぱ64さんが<公共性>について言及しています。それに黒猫房主がコメントしたので、下記にも転載します。http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20051007 柄谷行人は「自由であれ」という命法による「倫理的態度」への理路を説き、…

国際シンポジウム

明日(10/10)に下記の国際シンポジウムがあります。申し込みましたので、また簡単な報告ができればと思います。 ●2005年保団連医療研究集会 国際シンポジウム 「医師・医学者の戦争責任を考える――関東軍731部隊をめぐって」 (主催:全国保険医団体連合会)…

本日、朝刊でマークしたこと(朝日新聞・大阪本社版)お

★トルコのEU加盟交渉、「欧州人とは」を問う(7面) ★スイスの仏語 危うし――ドイツ語圏で進む英語重視教育(8面) ★男女共同参画基本計画改定に使う?削る?「ジェンダー」迷走中(17面) ★書物文化の課題、日中韓で話し合う(21面) ★勝谷氏発言に民…

『カバー、おかけしますか?』が届く

今夕、注文していた『カバー、おかけしますか?』(出版ニュース社)が届く。なかなかの力作ですねぇ。(右上の画像は、20回受賞の京都・文祥堂書店のカバー) 書皮(カバー)の写真を見ながら懐くかしく思ったり、こんなデザインだったけ? と記憶を巡ら…

国勢調査について

国勢調査について、ちょっと考えました。5年前の調査時に比べると不必要な質問事項が減ってシンプルになっており(★訂正「国勢調査は、これを10年ごとに行わなければならない。但し、国勢調査を行った年から5年目に当る年には、簡易な方法により国勢調査を…

紅テントの想い出

『教室を路地に! 横浜国大vs紅テント2739日』(唐十郎;室井尚 )という新刊が岩波書店から刊行された。 惹句によれば、「唐さん、大学に<密航>してください! 横浜国大vs紅テントの2739日。黒板を破って登場した初講義から最終講義まで、ゼミから…

本と本屋の特集

滅多に買わない「Meets Regional」の11月号(209)が、「街の人はみんな本好きだった。」という特集をしているので、思わず買ってしまった。 なかなかよく書店(新刊・古書)等を取材していますので、ご覧あれ、かしこ。 とくに古書店の取材がなかなか…

「そごう心斎橋本店」開店ポスター

https://www2.sogo-gogo.com/wsc-customer-app/page/516/dynamic/top/Topが9月7日に新装開店したのだが、その宣伝用のポスターが宮沢りえちゃんのおきゃんな和服姿なのだ。これがキュートで可愛いんだなぁ。 それで「そごう心斎橋本店」に電話して入手でき…

<特別連載「戦争責任/戦後責任を考える」(1):いざとなったらこれで死になさい>へのコメント

先ほど、野原燐さんの上記の論考へ黒猫房主がコメントしましたので、再録します。 野原燐さんの論考はこちら。→http://kujronekob.exblog.jp/1898823/曾野綾子の狙い(A氏の遺族も?)は、「皇軍」が「天皇ための軍隊」であって、臣民(国民)を守る使命が…

「カルチャー・レヴュー」編集作業

本日、予告通りの1日にメルマガ版とWeb版・Blog版をほぼ同時発行する。通巻で57号、あと3号で還暦を迎えることになるが、本誌は一度も発行日を遅延させたことがないのが自慢かな(笑)。 今号は、連載寄稿者のひるますさんの入稿がギリギリで不可となった…

「カルチャー・レヴュー」54号

■目 次■ ◆特別連載「戦争責任/戦後責任を考える」(1): いざとなったらこれで死になさい-----------野原 燐 ◆連載「マルジナリア」第10回:フィロソフィカル・ハイ------------中原紀生 ◆INFORMATION: 「貝原浩◇偲ぶ展のお知らせ」「パギやんこと趙博ミニコ…