Web評論誌『コーラ』2号のご案内


★追記(8/23)野崎さんのブログで、氏の論考へのコメントが集積されていますのでお読みください


本誌は、〈思想・文化情況の現在形〉を批判的に射抜くという視座に加えて、〈存在の自由〉〈存在の倫理〉を交差させたいと思います。そして複数の声が交響しあう言語‐身体空間の〈場〉、生成的で流動的な〈場なき場〉の出現に賭けます。賭金は、あなた自身です。
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★本誌のご紹介も、よろしくお願い申し上げます。

Web評論誌「コーラ」(すぐクリックを!)


●シリーズ〈倫理の現在形〉第2回●
どのように<倫理>は問われるべきか
野崎泰伸


●連載●
「新・映画館の日々」第2回
やおい的身体の方へ
鈴木 薫


『哥とクオリア/ペルソナと哥』
第2章 貫之現象学と定家論理学

中原紀生


■発行日:2007年08月15日
■発行元:「コーラ」編集委員会/窓月書房
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/index.html

★お待たせいたしました。Web評論誌「コーラ」2号を刊行いたしました。
巻頭は新進気鋭の倫理学研究者・野崎泰伸さんです。野崎さんは『フリーターズフリー』創刊号(発行元・フリーターズフリー、発売元・人文書院)に「生活保護ベーシック・インカム」を寄稿されていますので、そちらもぜひお読みください。その創刊号に記載された氏のプロフィールには「障害者の生の現実に向き合うことで、倫理学を再編してやろうという野心を持っています。これが無謀なものに終わるかどうかは、まだよくわかりません。しかし、徐々に確信めいたものが見えてきつつあります」と書かれています(★現在の心境としては、野崎さんのブログをお読みください)。
★Web評論誌「コーラ」掲載のシリーズ〈倫理の現在形〉も、そうした倫理/倫理学の再編あるいは脱構築に寄与できればと密かに念じています。今後ともご期待ください。(黒猫房主)