ええかげんにせえ!警察・検察・裁判所連続シンポジウム・これで法治国家といえるのか!

★追記★(07/10/19)シンポジウムの要約が、「KU会」のブログに写真入りで掲載されています。→http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006/36993802.html


僕はかつても今も労働運動の経験はないノンセクトなのですが、この間僕が個人参加したマイナーな集会やデモで、必ずと言っていいほどガテン系の「関生労組」の勇姿を目撃していました。
どこかの右旋回や堕落した労組とは違って、少数者と連帯して「闘う労組」というのは一般市民にとっても力強い味方だと思います。
だから、このような労組や市民運動を弾圧する権力には、断固ノー!の抗議の声を挙げましょう!

【集会のご案内】

ええかげんにせえ!警察・検察・裁判所連続シンポジウム・
 これで法治国家といえるのか!
今、公安警察の弾圧で何が起こっているのか!
 狙われている労働組合


10月12日(金)6時半〜(開場6時)エルおおさか南館5Fホール
(地下鉄・京阪「天満橋駅」西へ7分)
 資料代:500円

●「敵味方刑法と人質司法の実態」 永嶋 靖久 弁護士
●パネルディスカッション「狙われている労働組合
 コーディネーター 戸田ひさよし(門真市議会議員)
 パネラー     武  建一(関生支部委員長)
    北本 修二(大阪労働者弁護団
    浅野 健一(同志社大学教授)
    永嶋 靖久(弁護士)


主催:反弾圧ネットワーク実行委員会 事務局:連帯ユニオン関西地区生コン支部
連絡先:06-6583-5546 E-mail web@rentai-union.com


 今,公安警察労働組合を狙っています。
 なぜ日本の警察・検察・裁判所は,ここまで執拗にあらゆる良心的団体・市民に弾圧を加え,憲法に保障されている基本的人権と団結する権利を侵すのでしょうか。それはアメリカを中心とした市場原理主義,戦争政策に追随する自公政権憲法9条を破棄し,日本を戦争国家に作り替えようとする動きと無関係ではありません。
 関西において,生コン産業の労働組合が,当たり前の産業別運動を進めるだけで5回にわたる不当弾圧を繰り返されました。しかも,組合委員長は1年2ヶ月も拘留され,裁判所は検察の書いたシナリオ通り1年8ヶ月の実刑判決を下したのです。
 また,労働組合雇用保険の条件付給付を受けながら破産争議を闘うと「詐欺罪」とでっちあげ,23日間も拘留し,労働組合の正当な行動を妨害したり,公園に住む野宿者を排除する大阪市へ抗議しただけで,労働組合委員長が「威力業務妨害」で逮捕,7ヶ月も拘留されました。医療関係の労働組合に対しては「産業廃棄物処理法違反」というでっちあげ容疑で家宅捜索し,不起訴になったものの人権を無視した拘留を行いました。
 この抑圧を「対岸の火事」的に放置すれば,次は多くの民衆にその被害が及ぶことは明らかです。
 この日本を真に差別・抑圧のない民主主義・平和な国とするために関西において弾圧・抑圧されている労組・団体や個人が集まり,反弾圧,戦争国家に反対する声をあげ7月1日中之島剣先公園において2500名の結集による集会を成功させてきました。
 この集会を基点に全国各地・あらゆる運動団体にかけられている権力弾圧の実態を共有し,今後は反弾圧のネットワークを広げるための連続シンポジウムを開催します。
 その1回めのシンポジウムとして,5次にわたる権力弾圧で,現在も弾圧が継続されている関西地区生コン支部弾圧の実態を武委員長に報告いただき,弁護士・学者の方達より労働組合弾圧を法的問題も含め考える場にしたいと考えています。
 現在の弾圧実態を共有し,反弾圧の声を広げるためにも多くの方のシンポジウム参加をよびかけます。