11・22のデモ、参加の記。


夕方6時前に扇町駅に着いた。まだ時間があるので、近くの古書店を物色するが、収穫はなし。それから扇町公園へ、すでに夕闇であったが公園の照明がまばらな人々を映し出している。まだ集まりが悪いなあ。冷えるので、例によって缶酎ハイで暖をとる。6時15分から集会を始めるとのアナウンスがあったので、それまで暇なので公園入り口で貰った各団体のチラシに目を通す。けっこう冷えてきた。
さて定刻になって、主催者団体代表?の弁護士の挨拶、それに続いて子どもたちに渡すな危ない教科書・大阪の会、大阪労働者弁護団、とめよう改憲!おおさかネットワーク、おおさかユニオンネットワーク、教育合同労働組合、連帯労組(連帯ユニオン)等から挨拶があった。
連帯労組加盟の「関西地区生コン支部」の三色旗(赤・青・黄)が鮮やか、この間、僕が参加したデモには毎回この三色旗が翻っていた。赤旗一色でないのが、よい(なので、 http://d.hatena.ne.jp/kuronekobousyu/20061111/p2 の記事は一部訂正します)。門真市議会議員「鮮烈市民派」戸田ひさよし氏のひげ顔イラスト入りの幟も見える。同氏が自ら掲げていた(微笑)。
さて集まったのは、多めにみて300名。緊急集会でしかも平日のこの夕闇にしてはよいほうだろうか。東京の国会前の集会と、つい比較してみたくなる。
さてある団体の挨拶では、今国会で廃案あるいは参議院での審議未了のチャンスは充分にある、マスコミもこの教育基本法の問題点を採り上げてきているので追い風だとのアピールをしていた。
それには僕も半分くらいは同意しながら、先の11・12の東京集会が「準憲法的改悪」への抗議動にしては8000人とは少ないのではないか? 国民の関心はまだまだ低いと思わざるを得ない。緊急に、市民/民衆にアピールする仕方を考案する必要があると思う。
一昨夕のデモでも労組や団体の参加が8割以上であり、僕のような組織に属さない市民参加は多めにみても1割だったと思う。またあの夜のデモのような仕方で、どれほど街頭の人々にアピールしただろうか、心許ない。

そこで、「ペガサス・ブログ版」http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/2006-11-23 でのTVCMを買い取るというアイデアは新聞広告よりは効果的だとは思うが、スポット広告の短い時間で、その問題点や危険性をアピールするのは相当に難しいとは思う。しかし、人々に注意を喚起するには有効かもしれない。
★追記(06/11/28)このTVCMのアイディアには後日談あり。→ http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/2006-11-28 結論から言えば、TVでの政治意見広告は不可ということ。これを可能にすると、むしろ資金的に脆弱な市民側のほうが不利になる。★