トークセッション「立岩真也×稲葉振一郎」最新情報

立岩さんらの対談の要領が事前に、NHK出版の編集担当者から案内がありましたので、早速みなさんにお知らせいたします。
僕はすでにチケットはゲットし、知人・友人たちに告知しました。

トークセッション★
 「希望の国家論――立岩真也×稲葉振一郎
 ■日時:2006年3月11日(土)開場13:00(開始:13:30より最大17:00まで)
 ■場所:阪急梅田駅「阪急ターミナルスクエア」17階
 ■共催:紀伊国屋書店梅田本店/NHK出版
 ■入場料:1000円
  2月11日より、紀伊國屋書店梅田本店5番・6番カ得ウンターにて販売開始
  電話予約も可(TEL:06-6372-5821)
 ■定員:100名
 案内は店内とWebで掲示中です 
 紀伊國屋書店梅田本
 → http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/osaka/01event.htm
 なお、この対談本は今夏あたりを目途にNHK出版より刊行されるそうです。

能力主義や自由競争がもてはやされ、「自分の労働により作ったものは自分のもの」というロジックが蔓延するなか、社会の不平等化の懸念は高まるばかりだ。経済や市場の優位を説くリバタリアニズム的立場は、社会を根源的に豊かにしているのだろうか? その問いを検証するべく、「所有」「分配」「市場」といった原理的な問題に立ち返って考察してゆく。その中で、市場は、これまで経済学者が想定してきたパレート改善型の底上げ機能を有する万能なものとは限らないこと、それゆえ必要に応じて市場の調整をしたり、結果の平等を配慮しなくてはならないことなどが明らかになる。しかし、市場経済を軸に回っている社会において市場軽視や経済効率の減退はあり得ない。とするならば、経済的な側面と福祉的な側面を考慮しつつ、国家はどのような役割を果たすべきなのか?――倫理の立場で社会的提言を活発におこなう二人が、真に豊かで人に優しい社会を構築するための理論的枠組みを語り合う、刺激的な対談! (紀伊國屋書店梅田本店のWebより)