明日のイベントです。僕も「ビッグイシュー」の支援会員なので参加するかも?
「社会復帰」とか「正社員化」が必ずしもベストな社会状態ではないが、ホームレスからの脱出は喫緊の課題だと思います。しかしそこにつけ込むのが「貧困ビジネス」、そこに取り込まれてしまうと貧困のスパイラル状態になってしまう。
ベーシック・インカム」にしろ「生活保護政策」にしろは、公的な廉価な住居の保障がセットにされるべきではないかと思います。

第2回大阪ホームレス会議
若者ホームレス――その暮らしと未来を語る


大阪ホームレス会議はホームレスである当事者が自らの肉声で彼らの暮らしや未来を語る場です。
今、昨年9月の世界金融危機以来、非正規労働者などの若い人々がホームレスになるケースが急増しています。例えば、雑誌「ビッグイシュー日本版」販売者の場合、今や販売希望者の3人に1人は20〜30才代の人々となっています。
ビッグイシュー基金の聞き取り調査では、これらの若いホームレスの人には帰ることのできる実家がないか、あっても帰れず、仕事おいては使い捨てでこき使われ、また、イジメにあうなどポジティブな体験を持てないでいます。さらに、半数を超える人々がうつ的状況など心を病んでいます。
これらの若いホームレスをどのように支援し、社会に復帰し自立を果たしてもらうのか? 彼らを理解し、かかわり、応援することは、この日本社会の底のほころびを繕うことにつながるのではないかと考えます。
そこで、第2回大阪ホームレス会議では、20〜30才代の若いホームレスの人々の声を直接聞きながら、この問題を考えたいと思います。また、コメンテーターとして雨宮処凛さんらをお招きします。さらに、昨年ホームレス会議でも議論した「路上脱出ガイド」の改訂についても、話し合います。多くの市民のみなさまのご参加をお待ちします。


日時 2009年11月22日(日)午後2時〜4時
場所 大阪梅田 阪急グランドビル 26F 会議室
内容 鼎談 雨宮処凛さん(作家)×沖野充彦さん(NPO法人「釜ケ崎支援機構」事務局長)
●第1部 若者ホームレス、その暮らしと未来語る
    大阪、東京の若者ホームレス6名による語りと話し合い
    コメント:雨宮処凛さん、沖野充彦さん 司会:佐野章二ビッグイシュー基金理事長)
●第2部 意見交換と議論
・ホームレスVS 市民(参加者)
     当日参加のホームレスの方々と参加された市民との自由な意見交換と議論
・路上脱出ガイド改訂版についての意見交換
・まとめ
資料代 1,000円(当日会場で受け付けます)
申し込み 下記までEメール又はFAXでお申し込みください
連絡先 ビッグイシュー基金 〒530-0003大阪市北区堂島2-3-2堂北ビル4F
Eメール info@bigissue.or.jp FAX 06-6457-1358 TEL06-6345-1517