ETV特集「ひとりと一匹たち 多摩川 河川敷の物語」のご案内

ETV特集「ひとりと一匹たち 多摩川 河川敷の物語」のご案内ですよ。

2009/03/01 今夜10時放送

多摩川に住む猫を撮影する写真家・小西修さん。カメラを向ける猫の多くがホームレスの人々と何らかの関わりを持つ。小西さんと共に猫とホームレスの秋から冬を取材した。

写真家・小西修多摩川の河川敷に住む猫を撮影しはじめて17年。ほとんどすべての猫が、ホームレスとなった人々と何らかの関係をもっている。小西にとって猫とつきあうことは、ホームレスの人とつきあうことでもある。顔見知りのホームレスは200人を超える。ケガや不況、人間関係の挫折など、ホームレスになった理由はさまざまだ。小西と一緒に多摩川を歩き、猫とホームレスの人の秋から冬にかけての数か月を取材した。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-03-01&ch=33&eid=5507

★詳細は上記のサイトから番組HPに入ってください。
なお、この写真家・小西修氏は、最近完成したドキュメント映画「犬と猫と人間と」の関係者でもあります。
http://homepage2.nifty.com/lowposi/lp_work_independent_02.html

ホームレス猫との共存を考えることは、人間のホームレスさんの問題ともリンクしていると僕は思っています。
またそいう視点をもってほしいと思っています。
ホームレス猫を排除したがる人々は、人間のホームレスさんに対しても近似値的に排除的だろうと思います(猫の好き嫌いとは関係なく、たぶん?)。

しかし猫のレスキューに勤しむ人々の中にも猫には責任はないから助けるが、人間のホームレス問題は「自己責任」で自業自得だと思っている人々も、いるように感じますが如何でしょうか?

人間の場合は「自己責任」の部分が状況によってはある場合もありますが(そのことと生存の権利は無関係)、だからと言って私たちはそれほど「賢明」に生きてるわけでも生きられるわけでもありませんよね? 
たびたび私たちは間違いや失敗を起こしますし、「怠惰」でもあり「病気/障がい」があったり「不慮の事故=失職」に出会ったりします。
そんな事態に遭っても、「再起=再起動」できる人は能力やエネルギー、そして人間関係に恵まれている人でしょうが、まあ世の中そんな人ばかりじゃありませんからね。