雇用差別に、もっと怒りを!


すべての<今ある人>そして<来るべき人>の生存保証として、簡単にはいかないことは百も承知だがグローバルに「ベーシック・インカム」制度の獲得を目指そう。
ベーシック・インカムに関しては、次のWebで読める議論が参考になります。→ http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/17390302.pdf
★追記。こちらの「世界規模のベーシック・インカム」という斎藤拓さんの論考がコンパクトに纏まっており、その問題点にも言及しています。→ http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/b03003.htm


セクシャルマイノリティ差別解雇裁判にご支援を!
京都の「ユニオンぼちぼち」というのは非正規雇用者のための労働組合で、個人単位で加入できるそうです。僕も、カンパします。

裁判を広めてください!
☆このメッセージは、転送・転載してください。
セクシャルマイノリティ差別解雇裁判にご支援を!

セクシャルマイノリティ差別解雇裁判にご支援をお願いいたします。
http://japan.indymedia.org/newswire/display/2994/index.php
詳細は上記サイトにてご確認くださいね。

一方的な雇用契約打ち切りは不当 性同一性障害の男性提訴
詳しくは「asahi.com」の以下のページで
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610110046.html

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裁判カンパのお願い

自彊館闘争支援カンパ 1口1,000円(何口でも)
郵便振替の場合(自彊館闘争支援と明記ください)
加入者名 ユニオンぼちぼち
振替番号 00900−8−263985

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2004年9月から約1年半、大阪市野宿生活者巡回相談事業で働いていたKさんに、今年3月、突然の雇い止め通告。雇い止めは、Kさんの性同一性障害を差別した不当なものです。「男か女かはっきりしろ」、「野宿者から蔑視される」など差別的な言葉を浴びせかけられたあげく、仕事を取り上げられ、雇い止めにされました。

雇用主の社会福祉法人大阪自彊館側は、団体交渉の席上、雇い止めには正当な理由がないことを認めていますが、セクハラを認めず、雇い止め撤回もしません。Kさんは、泣き寝入りはしたくないと、性同一性障害に対するセクハラへの謝罪と雇い止め撤回を求める裁判闘争に立ち上がりました。

ユニオンぼちぼちも全力で闘っていきます。しかし、裁判闘争には多額の費用がかかります。ぜひ支援カンパをお寄せくださいますようお願いいたします。労働者の使い捨てを許さない、マイノリティ差別を許さないこの闘いに暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

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▼Kさんの思い

突然雇い止めを言われ、有期雇用の労働者の厳しい現実を味わっています。私は入社時に、自分が性同一性障害であることを報告して採用されました。私の仕事は、野宿生活者の巡回相談です。アルバイトとしては人並み以上に仕事をこなしてきたと思います。しかし、新しい所属長はマイノリティを理解しようとせず毛色の違う人間をいかに排除するかしか考えていないかのようで、陰に陽に仕事をさせてもらえない仕打ちを受けるようになりました。

厳しい雇用情勢下では好むと好まざるとに関わらず、多くの人が非正規雇用に甘んじざるを得ません。誰もが弱い立場に立つ危険性にさらされ社会的に排除の対象にされるかも知れないのです。団体交渉の中で自彊館幹部は「有期雇用のアルバイトは期間が来れば解雇されて当たり前」と言いました。最近、プレカリアートという言葉をよく聞くけど社会問題として非正規雇用の問題を考えないといけないと思います。私は「嫌なら辞めて他の会社へ行け」と言われたけど、そういうことを言えないような、労働者を使い捨てにできない社会を望みます。個人を尊重する社会でないと誰もが安心して暮らすことなんてできないのだと切に思います。

個人的な抗議に限界を感じ、労働組合の必要性を痛感しました。私以前にも泣き寝入りしてやめていった人もいます。職場がこのままではまた同じことの繰り返しになると思いました。泣き寝入りをしない。労働者の使い捨てを許さない。マイノリティ差別を許さない。だから裁判に訴えることにしました。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

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ユニオンぼちぼち
毎週土曜日12時〜午後6時は労働相談中!
京都市南区東九条上御霊町64−1
アンビシャス梅垣ビル1F
電 話:075−681−6904(FAX兼)
E-mail:botiboti (アットマーク)rootless.org
URL:http://rootless.org/botiboti/main.htm