「カルチャー・レヴュー」60号
本文は、http://kujronekob.exblog.jp/ にてお読みいただけます。
■目 次■
◆連載「メディアななめよみ」第3回:西ドイツとドイツのあいだで日本のサッカーはどう変わったか ----------山口秀也
◆連載「マルジナリア」第13回:フィロソフィカル・ハイ(続)----------中原紀生
◆INFORMATION:ご恵贈本CD『指一本で倒されるだろう』(秋山羊子)/六甲奨学基金のための第9回古本市/第62回「哲学的腹ぺこ塾」
◆黒猫房主の周辺「桜は咲いたが」----------黒猫房主
★本誌はメルマガ版ですが、他にバックナンバーとしてWeb版があります。
http://homepage3.nifty.com/luna-sy/review.html
★それぞれの論考ごとにコメントや感想が書き込めますので、よろしくお願いします。
★本誌への投稿も募集しております。
E-mailル:「YIJ00302」を「@nifty.com」の前に付けてください。
★61号は、06.05.01の刊行予定です。
●●●●INFORMATION●●●
★ご恵贈CD
秋山羊子『指一本で倒されるだろう』(NAVEL01)税込定価2000円
http://akiyama-yoko.or.tv/ ■5月24日全国発売
極めてデリケートな水墨画のポップミュージック。
慢性的にいかんともしがたい日常を受け入れた上で、なおも無邪気な可能性を追求する。
ただこの柔らかい歌声に浸っているだけでいい。フォーキーなサウンドに身を委ねるだけでいい。
それは君と君とが出会う場所。(山下スキル)
♪君に伝えたくてずっと 叫び続けたんだけど
ちっとも届かないのは 立っている場所が安全だから
僕が望めばいつだって 危険な場所に立てるはずさ
だけど恐くてたまらないんだ
指一本で倒されるだろう♪
■ライブ情報は、こちら → http://akiyama-yoko.or.tv/live.html
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★六甲奨学基金のための第9回古本市
http://ksyc.jp/furuhonichi.html
■日時:2006年3月15日(水)〜5月15日(月)まで
05年は240万円の売り上げがありました。
■場所:(財)神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL:078-851-2760 FAX:078-821-5878
●古本市開催のために古本をあつめます。
2006年3月1日(水)〜3月31日(金)まで
この期間以外は受付けられません。ご協力ください。
●ボランティアを募集しています。
交通費(片道500円まで)をお支払いします。
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★第62回「哲学的腹ぺこ塾」★
http://homepage3.nifty.com/luna-sy/harapeko.html
■日 時:06年04月16日(日)午後2時より4時まで。
■テキスト:松下昇『概念集1』
■会 場:るな工房/黒猫房/窓月書房
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■黒猫房主の周辺「桜は咲いたが」
★桜は咲いたが、ベルグソンは難しい。いぜん「哲学的腹ぺこ塾」で、現在は非常勤講師をしているO氏に「道徳と宗教の二つの源泉」の一部を報告して貰ったことがあります。それもあってこの間、少しく読み返しておりましたが……。
★中原さんのエッセイによれば、すでにアフォーダンスへの先行的理解があったり、ベルグソンには様々な哲学的意想が埋まっているようですね。
★また、茂木健一郎の「マッハの原理」についての言及があったのですが、僕はそれは未読。それで廣松渉の「エルンスト・マッハの哲学について」(雑誌「遊」2号掲載、1972)を思い出して、書棚から古い雑誌を取り出して読んでみました。
★廣松によれば、《要素一元論の哲学的立場に立って、このような姿勢で物理学の理論を構築するとき、物理学の基礎的諸概念が操作主義的に規定しかえされねばならないことは、容易に察せられるであろう。空間、時間、質量、の操作主義的再規定に際して、時間の体系が空間的測度に還元されること、質量概念が全宇宙的規模での加速度規定と相関づけられること、しかも、空間はもはや空虚な絶対的な容器ではなくして一種の加速度的規定的・被規定的な媒質となること、このような事情に俟って、マッハの理論物理学大系はアインシュタインの相対性原理を直接的に準備するものとなった次第である》とあります。(黒猫房主)