新聞書評への恣意的感想は、毎週水曜日の掲載に変更いたします。

主な理由は、朝日新聞と読売新聞のWeb書評掲載が水曜日なのでそれに合わせることで、僕が引用しやすいことや原文の書評が参照しやすいという利便性を考慮しました。
次回は、主に『さようなら、私の本よ!』(大江健三郎・著)の各書評子の比較を試みてみたいと思っています。
参考までに、読売新聞の書評が茂木健一郎、これが一番乗りの書評でした。二番手が毎日新聞の書評で三浦雅士、三番手が朝日新聞の書評で今週の高橋源一郎です。ちなみに今週は日経新聞でも松浦寿輝が本書を書評しています。
いずれも書評の達人ではありますが、一番芸達者なのは誰でしょうか? おわかりですよね? こういう場合に書評子は先行者の書評を意識しているのでしょうかね? たぶん入稿締切の関係で先行書評子の書評は読んでいないものとが思われますが……。