研究会「職場の人権」

研究会「職場の人権」
         今後の月例研究会のご案内

研究会「職場の人権」では、1999年の設立以来、毎月1回、定例の研究会を開催しております。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。ご希望のテーマやご意見等がございましたら、何なりと事務局までご連絡ください。(会場費500円、但し会員は無料)



■第120回研究会(09年9月) ☆ 創設10周年記念講演会 ☆

 若者ユニオン総まくり――その多様性、その意義、その課題


と き  9 月 1 9 日(土曜日) 午後 1 時30分〜 4 時30分

ところ  エルおおさか(大阪府立労働センター)709号室 (電話 06−6942−0001)
     (地下鉄谷町線、または京阪電鉄天満橋」駅下車。西へ徒歩5〜6分)

     
報告者  木下 武男さん  (昭和女子大学大学院教授)
コメンテーター 熊沢 誠さん (研究会「職場の人権」代表)

 
雇用破壊、生活破壊が進行し、とりわけ若い人たちが将来に希望を見出せない社会のあり様が顕在化、社会の不安定化をもたらしています。まさに企業の横暴極まれりという現況ですが、問われているのはそのことをチェック、規制すべき労働組合のあり方でしょう。
一方こうした状況を打破すべく、年越し派遣村に象徴される様々な取り組みも起こっています。
木下武男さんは、「この格差社会をぶち壊せるのは、法律でもなければ行政でもない。それは、働く者たちの連帯を社会的な力に変えるユニオニズム以外にない。」として、『格差社会にいどむユニオン』(花伝社、07年)や 『なぜ富と貧困は広がるのか』(旬報社、共著、08年)を刊行し、混迷久しい労働運動に活路、示唆を与えつつ、また台頭し始めた若者ユニオンを育むべく支援、活性化に奔走しています。
当研究会でも使い捨てられる若い人たちの問題を幾度となく取り上げてきましたが、今回まさに10周年記念にふさわしい講演と自負しています。合わせて当研究会代表の熊沢誠さんにコメントをお願いし、対論していただく予定です。ぜひご参集ください。