第4回、5回、6回「辺野古カフェ」のご案内
ご縁があって案内を頂戴しましたので、転載します。
第4回、5回、6回「辺野古カフェ」のご案内です。
転載大歓迎です。よろしくお願いします。
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辺野古カフェ
沖縄県名護市にある辺野古という場所に現在、
米軍基地の建設が計画されています。
ジュゴンが現れる辺野古の海には豊かな自然があり、
アオサンゴの大群落も発見されています。
しかし基地建設が始まれば、この海は埋め立てられてしまいます。
この辺野古の米軍基地問題を考える開かれた空間として
「辺野古カフェ」というイベントは、2008年の11月から始められました。
古民家を改装した心地よいカフェで、お茶を飲みながら、
ゆったりと考える機会を持ちませんか?
辺野古のことをよく知らないひとにも来てもらいたいと思っています。
沖縄や海がすきなひと、環境や平和に関心のあるひと、UAがすきなひと、
お気軽にお越しください。
参加費:無料(1 drink order)
開催場所:Salon de AmanTO(中崎町)
http://www.yura-ism.com/amanto/index2.html
第4回 「意見書を出そう!」 5月9日(土) 18:00〜19:30
第5回 「沖縄の十八歳」 5月23日(土) 18:00〜21:00
第6回 「UA高江ライブ」 7月11日(土) 18:00〜20:00
主催:辺野古カフェ
http://groups.yahoo.co.jp/group/henoko_cafe
辺野古カフェMLで今後の予定や辺野古関連情報を配信しています。
参加ご希望の方は下記アドレスにメールしてください。
henoko_cafeアットyahoo.co.jp
第4回「意見書を出そう!」 5月9日(土)18:00〜19:30
環境アセスメントという制度があって、大規模な工事を行なう際は事前に、
その工事によって環境にどのような影響を与えるかを調べて
チェックすることになっています。
辺野古の場合も環境アセスメントを行なっていますが、調査が不十分であり、
環境に与える悪影響も過小評価していると専門家から指摘されています。
辺野古の環境アセスメントは事業主体である防衛省沖縄防衛局が
準備書を公表した後、一般のひとや沖縄県知事たちが意見書を提出し、
最終的に評価書としてまとめられます。
準備書は4月2日から公開されており、
5月15日まで沖縄防衛局が意見書を受け付けています。
第4回辺野古カフェでは、ジュゴン保護キャンペーンセンターの
松島洋介さんをゲストに迎えて、みんなでアセスについて勉強し、
意見書を書いてみましょう。どんな意見でも構いません。
「ほんまに大丈夫?」「造らないという選択肢はないの?」
率直な疑問、要望を沖縄防衛局に伝えましょう。
第5回「沖縄の十八歳」 5月23日(土)18:00〜21:00
多くの沖縄の米軍基地は、沖縄が日本から切り離されアメリカに支配されるなかで、
土地を強制的に接収することにより建設されてきました。
日本の主権回復後、「本土」で基地の返還が進むのに反比例するように、
沖縄では基地建設が強行されました。
そして、沖縄が日本に復帰した後も米軍基地の集中は続いています。
第5回「辺野古カフェ」では、沖縄を追い続けてきたジャーナリスト・森口豁氏の
代表的ドキュメンタリー作品とも言える「沖縄の十八歳」シリーズを通して、
沖縄と日本の関係を考えます。
貴重な映像をご提供くださった森口氏に深く感謝いたします。
森口豁氏略歴
1937年生まれ。玉川大学文学部中退。1959〜1974年、沖縄在住。
琉球新報記者、日本テレビ沖縄特派員として激動期の沖縄を取材。
著書「子乞い――沖縄孤島の歳月」が、
テレビドラマ「瑠璃の島」の原作であることでも有名。
「沖縄の十八歳」シリーズ等のドキュメンタリー作品のシナリオは
『復帰願望』として出版されている。
第5回「辺野古カフェ」上映作品紹介
「沖縄の十八歳」シリーズは、
内間安男を撮り続けたドキュメンタリー作品群である。「沖縄の十八歳」(1966年、日本テレビ制作)
1966 年、森口豁は内間安男に出会う。
そのとき安男は、沖縄のコザ高校の3年生だった。
沖縄の「祖国復帰」が争点となるなか、高校生たちも「自分たちは日本人なのか?」
「日本は帰るべき祖国なのか?」と議論していた。
「祖国復帰」を主張する安男に対しクラスメイトは、
日本が沖縄を切り離して主権回復したことを指摘し、こう言うのだった。
「そういう祖国なんてさ、僕は欲しくないよ」。「熱い長い青春」(1972年、日本テレビ制作)
沖縄が日本に復帰した1972 年、森口は再び安男にカメラを向ける。
安男はタクシー運転手になっていた。日本に復帰しても米軍基地はなくならない。
歓楽街へ向かう米兵を乗せるため安男は「ゲート待ち」をしていた。
生まれてくる子供が男の子だったら、
名前は「新しい出発」という意味を込めて出(いずる)にしようと決めている。「一幕一場・沖縄人類館」(1978年、日本テレビ制作)
1903(明治36)年、大阪で開かれた第5回内国勧業博覧会の学術人類館で、
アイヌや朝鮮人などとともに琉球人が展示された。
『人類館』という演劇作品は、この人類館事件を中心に、
沖縄と日本のあり方を問う問題作だ。
30歳になった内間安男は役者として、この作品に出演していた。
すでに日本復帰から6年が経ち、
自動車の右側通行も左側通行に改められた1978年は、
琉球が日本に編入されて100年目の年だった。
琉球(沖縄)の歴史を演じる彼は、高校生の頃とどう変わったのだろうか。「戦世の六月――『沖縄の十八歳』は今」(1983年、日本テレビ制作)
1983年、安男は 18歳のときと同じように平和行進に参加する。
傍らには二人の子供も。出(いずる)と幹(もとき)だ。
二児の父親になった安男は、いま子供たちに何を語るのだろうか。第5回辺野古カフェ(5月23日)のタイムスケジュール
18:00〜19:50 「沖縄の十八歳」シリーズ上映
20:00〜21:00 感想などの話し合い
21:00〜 自由に参加者同士で交流※ 途中退場および途中からの参加もできます。
※ 入場は先着順です。満席のため、立ち見になる場合もございます。
第6回「UA高江ライブ」 7月11日(土)18:00〜20:00
沖縄県北部の東村にある高江でも米軍のヘリパッド建設が問題になっています。
ヘリパッドというのは、軍用ヘリコプター着陸帯のことです。
高江の集落を囲むように6つのヘリパッドが造られようとしています。
美しい森にはヤンバルクイナやノグチゲラといった
絶滅の危機にある鳥たちが棲んでいます。
また、この地域は沖縄の水源地となっており、
水道水の安全が守られるのか心配されています。
安次嶺(あしみね)夫妻は豊かな自然に惹かれ、
高江にカフェ「山甌」(やまがめ)をオープンしました。
ヘリパッドの建設が発表されると、
高江で子どもたちを育てていけるのだろうかと不安に思いながらも、
ヘリパッド建設に反対する行動を続けています。
この高江の状況を聞いた奄美大島出身の歌手UAは、
カフェ「山甌」でライブを行ないました。
第6回辺野古カフェでは、このライブの映像を上映します。
UAは、自然とともに暮らす高江の人びとの暮らしに魅力を感じ、
高江に関心を持ったと話します。
美しい音楽、美しい暮らし――
それはひとつの抵抗のスタイルなのではないでしょうか。Salon de AmanTOへの行き方
地下鉄谷町線「中崎町」4番出口を出て右折。
しばらく進むと済美小学校があり、さらに進むと「葉村温泉」という銭湯と、
黄色い壁のカフェがあります。
その間の路地に入って突き当たりを左折、右折するとカフェがあります。
大阪市北区中崎西1−7−26
http://yura-ism.com/amanto/map.html