全野党欠席で、午後5時20分可決!


全野党欠席で結束したが、15日午後5時20分衆院教育基本法特別委員会で与党単独可決!
教育基本法改悪反対 抗議メールのフォーム(一斉メールが出来るので便利)→http://www.hyogo-kokyoso.com/webmail/kyoikukihonho1.html

次は参議院での審議だが、自民党公明党民主党での修正協議後の成立可能性もかなりありえるので、厳重警戒!

衆院通過後、参院で修正協議をまとめれば、最終的な改正教基法の成立段階での与野党激突を回避できる。公明党も、小規模の修正ならば受け入れるとみられている。

 14日の特別委では、自民党鳩山邦夫氏が民主党の改正案について「前文から随所でいいなと思う」と褒め上げた。伊吹文明文部科学相も「双方の案の中でいいものを作っていただければ一番ありがたい」と強調。伊吹文科相は10日にも「政府案がすべていいとは思っていない。自民党は喜んで応じるだろう」と民主党との修正協議に向け“ラブコール”を送った。

 10月下旬には、自民党二階俊博国対委員長民主党の改正案をとりまとめた西岡武夫元文相が会談。今月に入ってさらに「ハイレベル」での非公式協議も行われた経緯もある。
産経新聞) - 11月15日8時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061115-00000002-san-pol

参議院の良識ある議員は、右派をはね除けて廃案を支持せよ!

国会審議中継モニター


昨日の国会審議をモニターしたが、民主党の松原議員も前原議員も馴れ合い質疑、伊吹文科大臣からは一緒に改正しようとエールを送られたほど。
松原議員が政府案16条の「教育は、不当な支配に服することなく」の「不当な支配の範囲」を質疑、それに対して伊吹大臣は、「特定のイズムをもっている団体が教育権の行使した場合」であり、その事例として国歌・国旗反対運動を挙げた(「思想・良心の自由」への恐るべき抑圧)。
また前原議員は、学校運営協議会(民主党案18条では、学校理事会)で、保護者・地域住民・教育専門家・学校関係者が参加して教師の評価をチェック、またそこで保護者の教育をせよと提案(これが現代版の「隣組制度」か? 「排除と包摂」による自発的服従の同質化)。
民主党・古賀議員は勉強不足の上にトンチンカンな質疑で、伊吹文科大臣から度々たしなめられる。
こんな調子では、小沢代表が徹底抗戦で強行採決なら全審議欠席と号令を出したとの報道(今朝の朝日新聞)だが……、選挙戦術での情勢判断だから油断はならない。 民主党、怯むなよ! 裏取引をするなよ!


公明党の議員に至っては、音楽の科目で和楽器の合奏を必修にせよと提案、だってさ……(唖然 まあ黒猫房主は個人的には楽器好きだけど)。


社民党の保坂議員は、青森タウンミーティングについては広告代理店(電通)に設営させ、TMサポーター・依頼相談者・その他の協力者などに謝礼が支払われていることを追及。また文科省タウンミーティング(教育改革)にも、もやらせがあったのではないか、これまですべての公聴会の信憑性の調査とそれに対する前・小坂大臣の答弁との照合を点検せよ、と審議を中断させて迫る。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/971f6bda34a9eeaaf9dcedcf25a260d6
http://www.asahi.com/politics/update/1114/016.html

それに対して公聴会に不正があったことは認めざるを得ないが、民意は我々政治家が反映しているのだから、そのような(不適切な)公聴会の報告を参考にして国会で審議すればよいと伊吹大臣は居直り答弁。


★本日の教育基本法特別委員会公聴会をモニター中。→ http://www.shugiintv.go.jp/jp/home.cfm

1 鹿野 利春 石川県立泉丘高校教諭
2 出口 治男 弁護士・日弁連教育基本法改正対策協議会会長
3 松下 倶子 独法国立青少年教育振興機構理事長 
4 西原 博史 早大社会科学総合学術院教授 
5 広田 照幸 日大文理学部教授 
(順不同・応募時の肩書き)

★上記の公聴会の再録が掲載されている。→ http://d.hatena.ne.jp/annntonio/20061117

社民党・保坂議員のブログより。

明日からは、終盤国会に向けて一切の審議に応じないということを決めている。与党は、沖縄知事選挙の結果を待って、週明けの衆議院本会議で採決する予定だというから→この部分訂正=明日16日午後1時からの衆議院本会議を与党単独で開催して採決をすることがほぼ確実だ。(午後9時・それ以前の情報を掲載してしまった。訂正終わり)、野党が結束して安倍内閣と厳しく対決していく持久戦に入る。与党としても、参議院で審議入りするためには、大きなハードルを築く結果となった。
「準憲法」の教育基本法改悪を阻止するために、がっくりすることなく元気を出して、参議院野党と衆議院野党が結束して行動するように激励を続けてほしい。審議拒否批判などで、ボロボロ崩れることのないようここは腹を決めて闘おう。http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/0d4994af76f40b184c8d7fbaf26210bd

まさに教育基本法は「準憲法」の意味をもっているのだから、自分とは関係ないと思っている人々にも改悪阻止を強くアピールしていこう。