研究会「職場の人権」月例研究会のご案内
研究会「職場の人権」月例研究会のご案内
研究会「職場の人権」では、1999年の設立以来、毎月1回、定例の研究会を開催しております。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。ご希望のテーマやご意見等がございましたら、何なりと事務局までご連絡ください。
■第112回研究会(09年1月)
反貧困の視点から、
お仕着せのワーク・ライフ・バランス論を斬る
と き 1 月 1 7 日(土曜日) 午後 1 時30分〜 4 時30分
ところ エルおおさか(大阪府立労働センター)南館7F72号室 (電話 06−6942−0001) (地下鉄谷町線、または京阪電鉄「天満橋」駅下車。西へ徒歩5〜6分)
報告者 伊田 広行さん (立命館大学・大阪経済大学・神戸大学非常勤講師)コメンテーター 普門 大輔さん (弁護士/反貧困全国キャラバン事務局)
いま政府や企業はさかんにワーク・ライフ・バランスを唱えていますが、反貧困および労働者の人権の立場から見ると、まったく欺瞞的だと思います。何があることで、本当に労働者にとって有意義な、未来社会の展望としてのワーク・ライフ・バランスになるのか。
例会では、『シングル単位の社会論』や『21世紀労働論』など多くの著作があり、また自殺防止の取り組みや反貧困の活動など幅広く活躍されている伊田さんから、「キルギシアからの手紙」の紹介を重ねて、反貧困運動のこれからの展開に必要なものを考えます。また、反貧困全国キャラバンの取り組みを通してのコメントも普門さんからいただきます。ご参集ください。
参考:シルヴァーノ・アゴスティ『1日3時間しか働かない国』(マガジンハウス、2008年)[原著『キルギシアからの手紙』2005年]