■河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない全国一斉アクション 10・13戦争への道「日の丸・君が代」強制をとめよう!討論集会へ


残念ながら、当時は京都の研究会に参加しているので参加できません。

■河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない全国一斉アクション
10・13戦争への道「日の丸・君が代」強制をとめよう!討論集会へ

・日時 10月13日(土) 13:15開場
  13:20〜 「君が代不起立」上映
  14:20〜 討論集会
・場所 なにわ人権文化センター 集会室1
   JR環状線芦原橋駅南出口よりすぐ
・主催 みんなでとめよう!教育改悪・全関西の集い実行委員会
   〒577-0061 東大阪市森河内西2−27−6大乗寺内 福本憲応気付
   kansai724tsudoi@hotmail.com
・資料代 500円


■10・13「日の丸・君が代」強制をとめよう!討論集会への呼びかけ

□教育改悪との闘いは学校現場から
 この夏、「格差」と「貧困」を拡大し、改憲と戦争に向かう安倍政権に対する労働者の怒りが、参議選での自民党の大敗北として噴出しました。労働者の怒りが、今はまだバラバラであっても、その怒りをつなぎ合わせ団結を広げれば、教育改悪・改憲・戦争を止めることは可能です。
 昨年の教育基本法改悪反対闘争では、北海道教組をはじめ教職員組合のいくつもの単組が独自の方針で、あるいは、組合に所属していない教育労働者を含め、全国の教育労働者が、所属や組織の違いを越えて、やむにやまれぬ思いで国会前に駆けつけ、改悪反対の声を上げ続けました。国会前では、東京の「日の丸・君が代」被処分者を先頭に、座り込みが続けられていました。教育労働者の行動に心を動かされた労働者・市民が共に闘いに立ち上がりました。
 残念ながら、教育基本法は改悪され、続いて教育4法も改悪されてしまいましたが、その具体化を阻む営みは、学校現場でねばり強く続けられています。たとえば、自己申告票不提出、教員評価システムに反対する裁判闘争、これらは職場での協働を守り、国家主義教育の担い手となることを拒否し、戦争への道に抗する闘いにほかなりません。そして、改悪教育基本法・改悪教育4法の具体化を許すか、許さないか、その最前線に位置づけられるのが、「日の丸・君が代」強制との闘いです。
 学校現場で、教育労働者が「日の丸・君が代」強制に屈服してしまえば、戦争国家をめざす政府の狙い通りに、教育は変質していきます。「戦争教育をするのか?」が問われています。だからこそ、「停職6ヶ月!次ぎ不起立を続ければクビ」という激しさで処分攻撃が襲いかかっているのです。しかし、ここで、教育労働者が連帯して「日の丸・君が代」強制に立ち向かえば、学校現場から、教育改悪を阻むことができます。
 改悪教育基本法・改悪教育4法の下でのはじめての卒業式となります。今年1月の申し入れの際、府教委は「教育基本法が改悪されたが、年度途中なので今年は昨年通り」という趣旨の回答をしています。「学習指導要領」の一層の改悪作業も進められています。東京の「10.23通達」のような職務命令や強制に抗する取り組みを準備していく必要があります。
 「日の丸・君が代」強制反対・不起立闘争をどれだけ拡大し、職場ぐるみの取り組みにできるかに、教育の未来、ひいてはこの国の未来がかかっているといっても過言ではありません。
 
□根津公子さんの「君が代」解雇を阻もう!職場の仲間に「不起立」を呼びかけよう!
 「君が代」不起立によって東京都教育委員会から停職6ヶ月の処分を受けた根津さんは、免職も覚悟で、来春の卒業式でも不起立を貫くと宣言しています。「職は奪われても、まだ命までは奪われない。しかし、今、何もしないでいれば、いずれ国によって命を奪われる時代が来るだろう」・・・この思いが根津さんの行動の根底にあります。
  アメリカの教育労働者は根津さんの職を賭けた闘いに共感し、10月5日、「戦争に反対する日本の教師を守る国際共同行動!」を呼びかけています。日本でも、同日、東京都庁前で「『君が代』解雇をさせない!都庁前 One dey アクション」が開かれます。
 私たちは、10・5行動に参加するとともに、全国アクションの一環として、10・13討論集会を行います。来年春の卒業式・入学式にむけて、どのように職場の闘いをつくりだすのか、不起立を拡大していくのか、教育労働者の闘う団結をつくりだすのか、どうすれば「君が代」解雇を阻めるのか、10・13討論集会に集まって論議を深めましょう。
 不起立で闘うという人は、職場の仲間に呼びかけよう!「自分だけは起たないぞ!」と考える人こそ「不起立」を皆に呼びかけよう! 悩んでいる人もどのようにしたらよいのかと意見を出し合おう。
 そして、すべての労働者が連帯して、教育改悪・戦争につながる憲法改悪を阻止する闘いへとつなげていきましょう。