第3回:哲学系読書会(仮)の誘い
◆哲学系読書会(仮)の誘い
第3回:2019年11月19日(火)18時~21時半
第3回は前回の続きで、加藤さんの報告で「第2部第4章」からです。その後、第3部の「通時言語学」を、山本が報告します。
★途中参加の方も歓迎ですが、事前にご連絡をお願いします。
■連絡先:山本繁樹(窓月書房) e-mail:sougetssyobouアットマークmx5.canvas.ne.jp
■会 場:大阪市/北区民ホール・第3会議室(TEL.06-6315-1500)
地図:https://www.osakacommunity.jp/kita/access.html
同新訳を批評したサイトを2つ発見。
1)http://www.horagai.com/www/semiotic/smtc002.htm
2)https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=49005&item_no=1&page_id=28&block_id=31
(★PDFファイルをクリックしてください)
2)は東大名誉教授による、翻訳の詳細かつ辛辣な添削になっていますよ。(「東 大言語学論集」掲載)
また、明かな誤訳が一箇所指摘されています(付録「音韻論の原理」の72頁の8行目、(「声帯が収縮すれば声帯は開く」は「閉じる」が正解。
これは翻訳者の誤変換かも知れないが、その直前の文を読めば誤訳は分かるはず。 校閲者の怠慢ですなあ。
★原文:https://fr.wikisource.org/wiki/Cours_de_linguistique_g%C3%A9n%C3%A9rale/Texte_entier
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◆哲学系読書会(仮)の誘い
新しく哲学系の読書会を始めます。下記の方針に合意した数人で起こした読書
会です。
市井の人が日々の佇まいにあって、哲学書を徹底的に読み込むこと、さらには
それを読み換え我が物にすることは困難なことですが、それが少しでもできた
ならば素直に喜びとしたい。
たいそうなことを企てているわけでもなく、大仰に呼びかけることもしない。
まずはご一緒に、キッチリと課題書を読み込んでいければと思っています。
興味のある方は奮ってご参加ください(途中参加も可)。
■会の方針
2か月に1回のペースで、ある程度のテーマに基づいて関連する哲学書をキッ
チリ読むことを第一義的な課題にします。
1回あたり3時間を目安に、最初の2時間はテクストの読解、その後の1時間
はテクスト・クリティックを踏まえた意見交換に配分します。
課題図書やテーマ性ですが、兎に角系統的に読んでいくことで、各自に蓄積が
できるように努めます。
テーマに関して、例えば「認識論」「存在論」「時間論」「身体論」「言語/
記号論」「構造主義/ポスト構造主義」「現象学/実存主義」などの括りで、
そのジャンルのテクストを読む方向で考えています。
■日時:第1回=2019年7月9日(火)18時より(済)
第2回=2019年9月12日(木)18時より(済)
第3回=2019年11月19日(火)18時より
第4回=2020年01月01月28日(火)18時より
■会場:大阪市/北区民ホール・第3会議室(TEL.06-6315-1500)
地図:https://www.osakacommunity.jp/kita/access.html
■課題書:『新訳 一般言語学講義』(町田健訳・研究社)をを3回~4回に分けて読解します。
■参考文献:町田健『ソシュールと言語学』 (講談社現代新書)
ジョナサン カラー『ソシュール』 (岩波現代文庫)
丸山圭三郎『ソシュールを読む』 (講談社学術文庫)
丸山圭三郎『言葉と無意識』 (講談社現代新書)
加賀野井秀一『20世紀言語学入門』 (講談社現代新書)
■チューター:ハマ(1回目)、加藤(2回目)、山本(3回目)
■世話人:山本繁樹(TEL:080-3820-1314)
会議室の定員の上限がありますので、参加の意思のある方はなるべく早くご連絡ください。
■連絡先:山本繁樹(窓月書房) e-mail:sougetssyobou@mx5.canvas.ne.jp